縄文の足音〜遺跡編~ [ひとりごと]
昨年北海道・北東北の縄文遺跡群が世界遺産に登録された
数年前上野の博物館で行われた「縄文展」で火焔土器を観た時
何とも言えないエネルギーを感じた
それから縄文時代は教科書で習うような原始的な文明ではないと感じるようになった
一万年も続いた調和の世界
今回世界遺産に登録されたのを機会にまず「三内丸山遺跡」を訪れた
復元された竪穴建物
誰が何のために立てたのか正確な採寸の大型掘立柱建物
150人は入ると思われる大型竪穴建物
などが広大な敷地内に点在していた
遺跡はまだまだ発掘中でこの先も何かが出て来るかもしれない
ガイドの方が歩きながらいろいろ説明をしてくださったが
秋とはいえかなり暑い日だったので 途中でリタイアしてしまった(^^;
謎だらけの土偶が展示してある室内の展示室をゆっくりと見ながら
時を遡ってみた
縄文文明はかつての古代文明を引き継いでいるという説もある
なるほど「所有」という概念がなく みんなで分かち合う丸い社会
だから一万年も続いたのかと納得
さまざまな文明が現れては消えてゆくこの地球で
今この時代に生きているわたし達に出来ることはなんだろう
古代の人々が残してくれたその足音を
わたし達は感じることが出来るのだろうか
自問自答しながらこの素晴らしい文明のかけらを見て行った
遠い昔の記憶をたどりながら 熱中症になりそうな太陽の下で
ここは再び訪れたい土地だと思った
次回は涼しい季節を選ぼう(^^;
三内丸山遺跡を後にして 今夜の宿がある浅虫温泉へと向かった
穏やかな陸奥湾に面してある温泉 帆立が有名なところ
泊まった宿は「南部屋 海扇閣」
海を見ながらゆっくりとお湯に浸かり
夕方のサンセットの素晴らしい景色と
何を食べても絶品のバイキングに
心も体もお腹も大変満たされ
寝る前に行われた津軽三味線のライブでラッセーラと盛り上がり
遠く青森まで来て本当に良かったと思った
明日は十和田湖 神社や奥入瀬渓流の大自然を見に行く
(つづく)
縄文の風が吹いていた
広大な敷地内 大人も子どもも動物も植物も…循環する社会
復元された柱 この上には一体なにが乗っていたのだろう…
家族の絆 短い生命だからこその今を生きる
陸奥湾に面した穏やかな温泉
弁天島 ここにも何かありそう…
美しいサンセット
初めて味わった 幻の黒りんごジュース 濃厚な味わい
陸奥湾の夜 遠く津軽半島の灯り
海に浮かぶ 満月のムーンロード
今日も見つけてくれてありがとう☆
2022-10-13 15:25
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